厳選シーン
私の独断と偏見によるオススメシーンです。
各話のマニアック見どころ
母の泉…「互いに敬語を使う奈緒子&上田」「ワン・アヘッド・システム時のビッグマザー登場の演出」「奈緒子の手品に挑戦する上田の完全無表情」
まるごと消えた村…「ミラクル三井が車を消す時の、残像とBGMによる演出」「上田の首無し死体を見た時の、矢部の驚愕」
遠隔殺人…「黒坂専用ピアノBGM」「洋子の告白シーンのカメラアングル」「いつになく真面目な矢部」「どちらも今ではお目にかかれない、食事に誘う上田&断る奈緒子」
千里眼…「桂木専用三味線&尺八BGM」
黒門島…「奈緒子の絶望」「黒門島到着直後の、美しく撮られた奈緒子」「独特の映像と『月光』による、アナアキーの儀式」「奈緒子達を見送る元男の寂しげな表情」
サイトレイラー…「ラストの、迫り来るカメラアングルと『月光』ピアノver.」「ノベライズ版ではマッチは実は…」
お告げ者…「通常版(TV版)とは違う、超完全版のエンディング」
妖術使い…「TRICK史上最も頼れる上田」「覚醒した石原」「ラストですれ違う二人と、奈緒子の心情を思わせる『流星群』」
劇場版…「最後の暗号シーンで流れる『Mystic Antique』」「亀の岩をどかすシーンの緊張感溢れる演出」「切り株と『月光』」「ノベライズ版でのラスト」
言霊…「上田がベストマンになるまでの徐々に盛り上がる演出と、その時の上田の『ベストだー!』の言い方」
老人ホーム…「『何がグルじゃ!グルで人が死ぬか!ボケッ!』と言う矢部の豹変」「このエピソードの為に作られたのかと思わせる『時計は動くのをやめ〜』」
念で物を生み出す女…「絶望する奈緒子とはばたく鳥達」「生まれて初めて嬉しかった『ひんにゅう』の文字」
「奈緒子が上田に寄りかかり、二人で作り出す『人』という字」「上田の心情を思わせる『私とワルツを』」
新作SP…「溺れるシーンの仲間さんの女優魂」「上田VS大柴シーン&乾杯シーン限定BGM」「ラストで部屋に帰る時、池田荘の窓から上田の姿を探す奈緒子」
劇場版2…「巨岩が上がる時の、豪快な音声による演出」「筐神登場の箱トリックでの早送り」
「最も美しい奈緒子&上田の直角立ち位置」「上田の飛び蹴りシーンの360°カメラアングル」
新作SP2…「“子守唄”の本当の意味」「真実を知らずに綾乃を刺す誠一と、それを庇う綾乃」
劇場版3…「“真相を知ってから見る”美代子の箱が落とされるシーン」「華麗なペイズリーダンス」「小屋の大爆発」「“3つ”のラブストーリー」
新作SP3…「犯人の豹変ぶり」
ラストステージ…「奈緒子のカバンからこぼれ落ちる実は持ち歩いていた“大切なもの”」
笑える編
見れば見るほど面白くなる、そんなシーンを集めました。無駄なシーンは一切ありません。笑わずにいられたアナタは凄い!
上田
散らかった奈緒子の部屋に入る時、2回連続で頭をぶつけるシーンの“2回目”の頭ぶつけ (黒門島)
→2回目を何度も繰り返して見て下さい。高めの「アッ!」がたまりません。最高です。まさに阿部さんの業ですよ。絶対笑います!保証します!
2回目の上田「マスター、オゥフ!」 文子「何のおまじないですか?」 (亀山歌)
→2回目の方が味があります。「オゥフ!」の時の阿部さんの口の開け方と、間髪をいれずの「何のおまじないですか?」に注目してみて下さい。
矢部
「子供の頃の事か〜断片的な記憶しかないな〜」 (サイトレイラー)
→生瀬さんの表情が素晴らしい。本当にド忘れしているように見えます。
「やめて下さい、こんな事で仕事をするしないじゃないですから〜分かりました!」 (お告げ者)
→本当にお上手です。最後にギャグが待っているのに前半を笑わずに言うのは、まさに神業です。
石原
「あの美幸ちゅうおなごは先生の部屋から、ものすご〜い長いベルト使こうて〜あの男を絞め殺したんじゃ!そう!長さにして約
5000メートル。そのベルトの、そのベルトの残りがここのどっかに落っこちとるはずじゃ!決まりじゃ!これで決まりじゃ〜ドットコ
ム!」
→これで笑わない人がいたら見てみたい。このシーンが嫌いなTRICKファンも皆無でしょう。これこそ石原のベストシーンではないでしょうか? (遠隔殺人)
ハルさん
「嘘ばっかりついてると…」と言って、続きを言わず引き返すシーン。 (母の泉)
→今だったら笑いながら言いそうですが、この時は真顔で言っていたのが不気味でGOOD。
「18000円を21000円に」 (言霊)
→セリフの内容というよりも大島さんの方言が面白い。このセリフは絶品です。
秋葉
鼻の下と厘のシーンで、矢部「何でお前知っとんねん?」、秋葉「テレビで見ました」(やむ落ち) (新作SP)
→秋葉のギャグで1番面白いのではないでしょうか?池田さんの余裕溢れる言い方がたまりません。
科技大の青年
「ハーイ!ベティー!」 (母の泉)
→意味不明で最高。「ベティー」という名前をチョイスしたのがGOOD。でもあの女性は日本人に見えるのですが…。
清水
「この世は現在、過去、未来が常に平行して進んでいるらしいのです渡辺真知子」 (時間の穴)
→真顔で喋っていて、突然ギャグを入れるのは神業。その後の「失礼しました」もナイス!
深見
公園から去る途中のダンスシーン。(やむ落ち) (サイトレイラー)
→敵キャラのギャグで一番好きです。冷酷で無表情な深見がいきなり踊りだし、その後何事もなかったかのように去って行く…実にお見事です。
小さなぬいぐるみを持って、サイトレイリングするシーン。 (サイトレイラー)
→最高です。ギャップが凄いです。
緑川
あぶらとり紙シーン。 (新作SP)
→さりげない仕草で笑わせてくれます。名取さんの偉大なオーラも、笑いを引き立てています。
警官
「歩け歩け歩け歩け!」の連呼。 (劇場版2)
→反則です(笑)。画面を通してでもこんなに面白いのに、現場で笑わずにいられる仲間さん阿部さんは、さすがプロです!
綾乃
『遅いサンタクロース』を踊るシーン。 (新作SP2)
→普段とのギャップが最高です。
シリアス編
出演者のギャグだけがTRICKの見どころではない!鳥肌モノの演技です。
上田
黒津康雄「あなたは黒門島を救うために生まれたカミヌーリです」の後の、上田「オイ!馬鹿な事言うな!」(やむ落ち)
→是非繰り返し見て頂きたい。阿部さんの演技で最もシリアスな演技だと思います。まさに鳥肌モノです。 (念で物を生み出す女)
矢部
首なし上田死体を見た時の、矢部「センセ!?」 (まるごと消えた村)
→生瀬さんの裏返った声と、こわばる表情に注目して下さい。
「ああ!何がグルじゃ!何がケロッと帰ってくるじゃ!グルでホンマに人が死んだりするか!ボケッ!」 (老人ホーム)
→これこそ生瀬さんの真骨頂。私が生瀬さんの演技で最も好きなシーンで、キャラの豹変が凄い。「グルグンか?」と言っていた人と同一人物とは思えませ
ん。笑いはもちろん、シリアスな演技もこなしてしまう、本当に振れ幅の大きな役者さんです。
名人芸
複数によるボケ、ツッコミの掛け合いが多いですが、テンポや間の取り方をお楽しみ下さい。
奈緒子&上田
奈緒子 「ジャンケンしましょうよ、ジャーンケーン」
上田 「うわっ、ガキくせー。ペッ!」
奈緒子 「どっちがよ」 (遠隔殺人)
→「ジャンケンしましょうよ」の時、仲間さんの眉がピクピク動いているのが可愛い。「1」の奈緒子の眉は特によく動きます。
奈緒子&黒坂
奈緒子 「お座りになられたらどうですか」
黒坂 「いいえ」
奈緒子 「そうですか」
黒坂 「ありがとう」
奈緒子 「どっちだよ」 (遠隔殺人)
→黒坂の「いいえ」「ありがとう」は、英語の「NoThankyou」を日本語にしたギャグです。テンポが良くカメラワークもGOOD。.
奈緒子&矢部&上田
矢部 「オイ山田、お前他ならぬ上田センセの頼みやから、こうやって失踪届見せてやってんねんぞ、感謝せい」
奈緒子 「ハイハイ」
矢部 「ハイは一回でよろしい」
上田 「矢部さん」
矢部 「ハイハイ」 (サイトレイラー)
→『ごくせん』でもヤンクミと教頭で似たセリフがありました。間の取り方が上手い!
奈緒子&矢部&上田&石原
奈緒子 「矢部さん、倉岡の持ってた手帳のリストを見せて下さい」
矢部 「ああ、ほい」 手首を見せる
奈緒子 「はい?」
矢部 「リスト」
奈緒子 「そうじゃなくて」
矢部 「何や?」
奈緒子 「手帳」
矢部 「あぁ」 手錠を見せる
上田 「矢部さん、以前私渡した倉岡の手帳を見せて下さい」
矢部 「ハイ、石原手帳」
石原が回転し上田にパス。 (お告げ者)
→リストと手錠の二段オチの後、早口の上田と続き、最後に石原でしめる。実にお見事です。
奈緒子&上田&矢部
上田 「フンッ、やっぱり私の言った通りじゃないか」
奈緒子 「お前が何言った?」
矢部 「さすがはセンセ〜おみそれしました」
奈緒子 「お前も何聞いてた?」
上田 「という事は倉岡も口封じの為に殺された可能性もある。私の天才的な頭脳を恐れて」
矢部 「なるほど!」 (お告げ者)
→ここは仲間さんの似たセリフによる二段ツッコミと、最後の生瀬さんの「なるほど!」の言い方が特にGOOD。
おまけ
ドキッとするシーン(奈緒子のスカートが透ける)ランキングベスト3
仲間さんの脚は長く、決して寸胴ではないという事に注目してみて下さい。
1位 奈緒子と上田が車で崖を見に行き、奈緒子が車のヘッドライトの前を通るシーン。 (遠隔殺人)
2位 奈緒子と上田が、奈緒子の部屋でやりとりするシーン。 (時間の穴)
3位 奈緒子と上田が縛られ、奈緒子だけが縄を解き、一旦外に出るシーン。 (母の泉)
→「2」以降の仲間さんはストッキングを履いたり、スカートを二重に履いています。寒さしのぎでしょう。