六つ墓村TRICK2 第一話〜三話前半

     ●最初に亀岡が里見の家に来た時には、ゴルバチョフの名刺が貼っていない。

                →鶴山が名刺を出す時にもまだありません。次に壁のボードが映った時には貼ってあります。まさに霊能力。

     ●上と同じシーンで、最初は鶴山のネクタイがコートの外に出ていたのに、次のカットでは中に入っている。

                里見に名刺を渡すシーンでは中に入っています。ちなみに、その後でまた外に出ています。

     ●水上荘前の秘湯ボケシーンで、奈緒子「ああ〜」の瞬間、左上にゴミが飛んでいる。

                →「ああ〜」に合わせて飛んでいきます。

     ●「ウソ」が顔に出るトリックを奈緒子が種明かしする直前、上田の後ろに小型カメラのようなものが見えている。(005257辺り

                →その後の奈緒子の手品を撮る為の小型カメラでしょうか?それとも水上荘にある機械なのでしょうか?

     ●手毬歌の着メロが聞こえた時、栗栖がバッグから携帯電話を取り出すと何故か着メロの音量も大きくなっている

                →藤野がバッグの中で器用に音量を上げたのでしょうか?とてもクリアに聞こえますが…。

     ●奈緒子の手品に対し、上田は「52分の1の確率か〜」と言っていたが、正しくは“54分の1”。

                ジョーカー2枚入れて全54枚です。

     「ばんなそかな!」の時、上田の前髪が逆立っている。

                前のカットでは前髪は下りています。ビックリしたという表現でしょう。

     石原は「吹き矢って事はないかの〜?」と言っていたが、その直前に後藤医師は「毒物を“飲まされた”」と言っていた。

                さすが「5000メートルのベルト」と推理した石原だけの事はありますね…。

     ●後藤医師がお食事券を両手で持っている。

                →平蔵を待っているシーンです。どことなく可愛らしいです。

     ●矢部「犯人はこの中にいる!」の容疑者全員を移すカメラワークの時、奈緒子の直前に映る犬の本名は“まるこ”。

                「旧家・民宿 水上荘」。一度は泊まりに行きたいですね。

     ●誰が落ち武者のトリック絵を動かしていたのか?

                →その“誰か”は、奈緒子が部屋に入る前から押入れにいた事になります。

     奈緒子が亀岡の選んだカードを当てる手品で、鶴山が切ってしまうと当たらないはず。

                鶴山にも臭いが移っているかもしれません。それ以前に、切ってしまったら他のカードにも臭いが移ってしまいます。奈緒子の鼻は凄いのでしょうか?

     倉の中のシーンで、上田は「息苦しくないか?」と言っていたが、扉は開いている。

                二酸化炭素でも有毒ガスでも、扉が開いていれば息苦しくないはずです。

     屋根裏部屋シーンの、平蔵「落ち武者さんが持って来られた、由緒正しきお銃でございやす」はアフレコ。

                口の動きとズレているだけではなく、このセリフだけはっきり聞こえます。

     ●わらしが淵の入り口左にある池に、丸い影が映っている。

                →撮影用の光を集める道具かもしれません。

     ●上田は「君は携帯持ってないからな。0円で持てよ!」と言っていたが、そういう自分も「遠隔殺人」以降持っていない。

                →上田の言った「奈緒子が携帯を持っていない理由」が、そのまま上田に当てはまると思います。

     「藤野が自分の携帯を取り出して、みんなに着メロだと思い込ませた」と言っていたが、それよりも鶴山の「着メロ系?」の方が原因だと思う。

                鶴山の一言が、より強い先入観を与えたのは間違いありません。

     ●亀岡は洞窟で「藤野景子」とフルネームで呼ぶが、何故藤野の下の名前を知っていたのか?

                →当主である田島と繋がっていたので当日の宿泊客の情報は入手していたのかもしれません。

     ●鶴山が持っていた銃は、警察(矢部達)が保管しているのではなかったのか?

                →矢部の事ですから何とも言えませんが、「ご実弾はね、もう一つ残ってるんですよ」と言っていたので、同じ銃であるのは確かです。

     何故、矢部は遺骨を見ても無反応なのか?

                →一応警察の人だったような…。

 

 

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