解説(「あああああ」から「んんんんん」までの5文字)
初めに、何音から組み合わせられるのかを調べる為に、全ての音を数える。但し、表記よりも“発音”を重視し、
「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」 →「あ」「い」「う」「え」「お」と同じする。
「ゃ」「ゅ」「ょ」 →「や」「ゆ」「よ」と同じする。
「っ」 →「つ」と同じする。
「ゐ」「ゑ」「を」 →「い」「え」「お」と同じする。
「ぢ」「づ」 →「じ」「ず」と同じする。
「ヴ」 →含まない。
よって、以下の68音から考えていく。
ぱ |
ば |
だ |
ざ |
が |
ん |
わ |
ら |
や |
ま |
は |
な |
た |
さ |
か |
あ |
ぴ |
び |
|
じ |
ぎ |
|
|
り |
|
み |
ひ |
に |
ち |
し |
き |
い |
ぷ |
ぶ |
|
ず |
ぐ |
|
|
る |
ゆ |
む |
ふ |
ぬ |
つ |
す |
く |
う |
ぺ |
べ |
で |
ぜ |
げ |
|
|
れ |
|
め |
へ |
ね |
て |
せ |
け |
え |
ぽ |
ぼ |
ど |
ぞ |
ご |
|
|
ろ |
よ |
も |
ほ |
の |
と |
そ |
こ |
お |
68音で作る事の出来る、5文字の組み合わせは、
68(音)×68(音)×68(音)×68(音)×68(音)=1,453,933,568(通り)
1通り(5文字)試すのにかかる時間を1秒として、
1,453,933,568秒=約403,870時間=約16,827日=約46年
「あああああ」から「んんんんん」まで試すと、“1,453,933,568通り”で“約46年”かかる。
ちなみに、黒津康男の言っていた「20年かかった」(20年しかかからなかった)のは、どれ位の早さ(速さ)で言っていたのか?
1,453,933,568通りを20年(=630,720,000秒)で割ると、
1,453,933,568(通り)÷630,720,000(秒)=2.3051…四捨五入して約2.31(通り/1秒)
黒津達は1秒当たり約2.31通り言っていた。
『「じ」と「ぢ」は別物だろ!』、『「を」は「うぉ」と読めるではないか!(←ここでは2音と解釈)』など色々な解釈が可能ですが、ここでは
“発音”重視にしました。ちなみに、4年に1度のうるう年は考慮していません。とりあえず確実に言えるのは、黒津達は早口だったという
事です。10秒で23通り言えないと不可能なのですから…。それも続けて20年…。実は何より忍耐力があったのでは!?(ちなみに、黒津
康男は4人で“同時に”とは言っていないので、劇中の奈緒子達のように“リレー形式”で「4人で20年かかった」と判断しました。)