瞬間移動(スリット美香子)TRICK3 第三話、四話

     ●池田荘前で、矢部やハルさん達が何かを食べているシーンでは、菊池がお面をかぶっているように見える。 

                →スケジュールが合わなかったのでしょうか?

     上のネタと同じシーンで、池田荘の壁に住所プレートが2枚ついている。

                おそらく住所プレートだと思います。しかも2枚です。ここについているのは、この時だけです。

     池田荘前から次郎号が出発するシーンで、奥に「〜トイレ」という看板が見える。(やむ落ち)

                これは本物の公衆トイレの看板で、正式名称は“尾久橋トイレ”です。

     ●神々内と蛾眉村との分かれ道で、画面中央後ろのカカシが、“実はカカシではなく人間”というネタをやっている。

                →手前のガッツ石まっ虫に気をとられ見逃してしまいます。さすがはTRICK。カカシ役の方、お疲れ様です。

     ●民宿はしづめの看板(実物)の電話番号が書いてある部分に、「海藻を食べよう」シールが貼ってあるが、長さが足りなくて末尾の6だけはみ

   出している。

                →本物の電話番号を消しつつ、笑わせてくれます。

     水槽の瞬間移動の後で皆が上田を指差している時、一番右の男が首を傾けている。

                意外と気付かないです。

     神々内村遺跡ミュージアム(以下、博物館)のショーケースに、柴咲香の缶が置いてある。

                →チキンラーメンどんぶりだけではなく柴咲香まで…。

     ●何故、博物館の館内に灰皿が置いてあるのか? 

                →博物館に灰皿を置いておくのはどう考えてもマズいでしょう。ただの灰皿なら尚更です。

     ●「電話では大きな声ではっきりと」の張り紙は、「言霊」の持ち上がる小屋の内装の壁紙の裏を使っている。

                →裏に漢字のようなものが透けています。リサイクルですか?

     フェノールフタレインの実験シーンで、上田がリトマス試験紙を掴む時に、「ピピッ」という音が聞こえる。(やむ落ち)

                電子音です。はっきりと聞こえます。

     神々内村の研究室に、「遺跡二島」という習字が貼ってある。

                 →「一石二鳥」をもじったネタでしょう。「遺跡」が「一石」なのは分かりますが、「鳥」ではなく「島」になっている点に注目です。

     ●『神々内村風土記』は、同じ内容の繰り返し。

                →スリット美香子が火を付ける書物です。本物には、『夜のスキャット』や『荒城の月』の歌詞が書いてあったのに、偽物にはちゃんとミカリ伝説が書いてあったんですね。

                『神々内村風土記』の文解読&訳を作りました。    全文&訳

     ●『神々内村風土記』の文字をノートに瞬間移動させる時、スリット美香子が扇子をたたむのを一瞬ミスしている。

                →今まで上手にたためていたのに、この時は少しミスしています。高橋さんが少し笑っているようにも見えます。

     ●いつスリット美香子は、上田のノートに文字を挟む事ができたのか?

                →芥川があの格好でウロウロする訳には行かないでしょうから、“夜、上田とスリットが外にいる時に芥川が挟んだ”のでもないはずです。

     菊池はスリット美香子に初めて会ったはずなのに、何故スリット美香子だと分かったのか?

                森でスリット美香子を見た時です。菊池はスリット美香子を見た事はないのに…。

     ●難玉弐高式土偶(以下、土偶)を盗む瞬間移動の時、暗幕が張ってあるように見える。

                →推理した時ではなく、リアルタイムの方です。きちんと夜の背景を修正したみたいになっています。 実にフェアです。

     ●土偶を盗む瞬間移動は、前編ラストよりも後編冒頭の方が、キラキラ(星が輝く音)がはっきりと聞こえる。

                →後編冒頭の方が他の音も大きくはっきりと聞こえていますが、キラキラ音は顕著です。

     ●神々内村役場の役員が意味不明な事をしている。(やむ落ち)(01:18:04)

                 →矢部達の口上の月岩シーンから、芥川がミカリ様の話をするシーンに変わる一瞬の繋ぎシーンです。両手を横に伸ばし横歩きする人や、奥で大きな玉を投げ合う二人…。

     れんたろうの滝』でパープルレインを投げ込むシーンで、何故5つの玉が出てきたのか?

                →「言霊」から持ち歩いてるのなら、フェノールフタレインの謎解きでリトマス紙を取り出す為に鞄を下に向けた時に、その玉が出てくるはず…。まさに超常現象!?

     ●森で瞬間移動したトリックが奈緒子の言った通りなら、後ろの鏡にスリット美香子が映るはず。

                →矢部と菊池が見た時です。もし後ろに銀紙の鏡があったのなら、スリット美香子の姿が映るのではないでしょうか?さらに、あの位置では二人いるように見えるかもしれません。

     奈緒子と上田が博物館の中を調べるシーンで、「言霊」の持ち上がる小屋の壁紙が貼ってある部屋がある。  

                上田が前に掛かっている札を動かす部屋です。上のネタにもありますが、色々な所で使われていたのです。

      村長「隠していた者って、この村の誰かがミイラを隠していたって事かね?」、スリット美香子「ええ」の後、村人達が「どよどよどよ」と言って

   いる。

                スリット美香子が上田に最後の勝負を申し込むシーンです。

     ●ラストのスリット美香子の告白中、菊池が指を立てている。

                →「この村の誰かが父を殺しミイラを盗んだんです、自分一人の物にする為に」では普通ですが、「父は生前〜」になると人指を立てています。

     ●奈緒子は推理中、「(博物館の)鍵が何重にもなっていたのは、それによって私達が中に入るまでの時間を稼ぐ為」と言っていたが、それは

   単に“展示物の盗難防止の為”だと思う。

                →土偶を盗んだ瞬間移動の推理中のセリフです。元々博物館の鍵は盗難防止で何重にもなっていたのだから、別に奈緒子達の為ではないと思います。

     結局、何故芥川は上田に事件を依頼しに来たのか?

                スリット美香子が指示したのかもしれませんが、理由がありません。

 

 

 

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